はじめに
@dineug/erd-editor-mcp は、コーディングエージェントが erd-editor のダイアグラムを編集できるようにする MCP サーバーです。
Claude Code、Codex をはじめとする Model Context Protocol のクライアントは、ドキュメントに対する操作ごとに 1 つのツールを使えます。テーブルの追加、カラム名の変更、2 つのテーブルの関連付け、DDL ダンプの読み込み、SQL としてのスキーマの読み出しなどです。
ドキュメントが VS Code、Obsidian、または JetBrains IDE の ERD Editor で開かれているときは、エージェントは共同編集の参加者のようにエディタに加わります。 変更はその場でキャンバスに現れます。エージェントの Undo は、エージェント自身の編集だけを元に戻します。 VS Code はエージェントかユーザーが保存するまでエージェントの変更を未保存のままにし、Obsidian と JetBrains IDE はユーザー自身の編集と同じようにそれらを保存します。 そのドキュメントを扱うエディタがない場合は、同じツールがファイルそのものを編集します。

エージェントにできること
- 会話しながらスキーマを作成・変更します。テーブル、カラムとすべてのカラムオプション、リレーションシップとそのカーディナリティおよび ON DELETE と ON UPDATE のアクション、インデックス、メモ、色、キャンバス上の位置が対象です。リレーションシップを参照してください。
- SQL DDL、GraphQL SDL、DBML、AML から解析したスキーマや、別の
.erd.jsonドキュメントで、ドキュメントを置き換えます。 - ダイアグラムを、ID の一覧、エンティティ全体、8 つのデータベースいずれかの DDL、または生の JSON として読み出します。数千のテーブルがあるスキーマでは、1 ページずつ、または数個のテーブルずつ読み取ります。ドキュメントの読み取りを参照してください。
- ドキュメントに保存される設定を変更します。データベース、Code Generator の言語と名前のケース、括弧の種類、そして代替キーのマークやリレーションシップの線に付く ON DELETE と ON UPDATE のラベルなど、ダイアグラムのどの部分を表示するかです。設定を参照してください。
- 複数の編集を、すべて適用するか何も適用しないかの 1 つの編集として実行し、1 回の Undo で元に戻せます。erd_batch を参照してください。
- 自身の編集を Undo・Redo します。ユーザーの編集は対象外です。
できないことは次のとおりです。
- 拡大・縮小、スクロール、タブの切り替え。これらはドキュメントではなく各閲覧者に属するため、変更するツールはありません。
- Code Generator の実行。
erd_readは DDL か JSON を返し、エージェントはそこから自分でコードを書きます。
仕組み
サーバーは、MCP クライアントが起動する stdio プロセスです。 呼び出しのたびに、そのドキュメントを保持しているエディタを探します。ERD Editor の拡張機能またはプラグインを入れた、VS Code のウィンドウ、Obsidian の保管庫のウィンドウ、JetBrains IDE のいずれかです。
- ライブ — ワークスペース、保管庫、開いているプロジェクトのいずれかにそのドキュメントを含むか、ドキュメントを開いているエディタがある場合です。サーバーはそのエディタの編集セッションに参加し、編集はエディタに反映されます。VS Code では未保存のまま、Obsidian と JetBrains IDE ではユーザー自身の編集と同じように保存されます。
- ヘッドレス — エディタがない場合です。サーバーはファイルを読み込み、編集を適用して、ファイルに書き戻します。
- 拒否 — ドキュメントを保持しているエディタはあるものの、そのハブがオフになっている場合です。サーバーはディスクから読み取りますが、何も書き込みません。開いているエディタが次に保存するときに、ファイルを上書きしてしまうおそれがあるためです。
詳しくはライブとヘッドレスを参照してください。
動作要件
| Node.js | サーバーの実行に 22.12 以降 |
| MCP クライアント | Claude Code、Codex、または stdio サーバーを起動できる任意のクライアント |
| ライブ編集用の VS Code | 1.101.0 以降と、ERD Editor 拡張機能 3.0.0 以降(3.1.0 を推奨) |
| ライブ編集用の Obsidian | デスクトップアプリ 1.5.7 以降と、ERD Editor プラグイン 0.1.0 以降(0.2.0 を推奨) |
| ライブ編集用の JetBrains IDE | IntelliJ ベースの IDE 2025.2 以降と、ERD Editor プラグイン 0.9.0 以降(0.10.0 を推奨) |
最小バージョンは満たしているものの推奨バージョンより古い拡張機能やプラグインでも、エージェントはライブで編集できます。 ただし、その拡張機能やプラグインは、リレーションシップの ON DELETE と ON UPDATE のアクションを、エージェントが設定した場合もスキーマと一緒に読み込んだ場合も無視します。アップデートを参照してください。
次はインストールです。